猫を飼う日常生活で、猫が嫌がる事や苦手なもので、猫がストレスをためてしまうことがあります。
猫を飼うんじゃなかったと後悔しないためにも、覚えておくべきことがあります。
普段は、知らんぷり顔をしているのに、実は繊細で神経質な性質を持った生き物が、猫だからです。
猫のストレス原因を知ることは、一緒に暮らしていく秘訣、そして飼うんじゃなかったと思わないために、必要なことです。
猫にシャンプーをしてキレイに・フワフワにしてあげよう
猫は水に濡れるのを基本的に嫌がります(たまに好きな猫もいます)。本能的にそうなんです。そして、シャンプーが必要かといえば、獣医師に聞いても必要はないと言います。ただし、です。外に出歩く猫はしたほうがいいということと、もう一つの理由があります。
猫がシャンプーが不要と言われる理由は、自分でグルーミングをして綺麗にするからです。ただ、年齢とともにグルーミングをしなくなります。
それと、グルーミングの後で、猫は毛玉を吐きます。猫が吐くのは、よくあることなのですが、それも年齢とともに、吐いた後にげんきになるまでの時間がかかるようになってきます。若い時は、吐いてもそのあとは元気です。しかし、10歳ぐらいになってくると、体力がだんだんと衰え始めます。
吐く時にも体力を使うと見えて、回復するまで少しかかるようになります。時間にすれば、数10秒でも、若い頃と違ってきます。
シャンプーで洗い流してあげると、毛玉の頻度が減るように思います。

猫を飼うんじゃなかった|爪切りがこんなに大変なんて
猫が嫌がる事の1番目は、爪切りかもしれません。
傷だらけに、なりつつ頑張っている買主さんもいると思います。
どの位の頻度で、嫌がる事である爪切りをすればいいのか?
しないとどうなってしまうのか。
YouTubeの動画でも、紹介されていますが、ジッとしていて爪切りをしてもらう猫は、本当に少数派です。
普段は、仲良しの猫なのに、爪切りの時だけでは、暴れる猫もいます。
猫は、特に子猫の内が、よく爪が伸びます。
1歳になると、猫は大人になりますが、1才を超えるくらいまでは、よく伸びるので、週に1度くらいの頻度で、爪切りが必要です。
猫は、1歳で大人になり、7歳くらいだと中年期に入ります。
早いもので、10才を超えると、シニアと呼ばれ、人間でいえば、50代後半から60歳くらいに相当するとみられます。
5~6歳くらいまでは、爪切りは、2週間に度くらいの頻度で必要になります。
猫の爪の伸びるスピードは、年齢によって、遅くなっていきます。
猫の爪は、放置してしまうと、巻き爪になってしまいます。
巻き爪になると、爪とぎが出来なくなります。
更に伸びていくと、猫は自分自身を傷つけてしまったり、何かの弾みで折れてしまうかも知れません。
その部分から、ばい菌が入って、化膿してしまうかも知れません。
猫を飼うんじゃなかったと思うのは抱っこかも
抱かれることを嫌がる猫は、少なくありません。
猫の性格にもよるのかも知れませんし、年齢によって変わる猫もいます。
また、過去に抱かれたとき、嫌な感じだった事が、トラウマになっているのかも知れません。
面白いことに、真逆のタイプもいます。
いつも、抱っこをしたいのに、猫に逃げられてしまう飼い主さんは、抱っこ好きの猫を見て、うらやましく思っているでしょう。
まず、猫が嫌がる抱き方を知ることから、スタートです。
出来るだけ、嫌がる抱き方にならないように、注意することです。
とにかく、猫は危険を察知する能力が高いですし、危険だと思ったら、すごいスピードで脱走してしまいます。
ただ、そもそも、抱かれることで、体の動きが制御されることを嫌がる猫もいるので、飼い主の努力が通じない場合は、諦めるしかないのかも知れません。
ストレスを感じやすい生き物ですから、嫌がるのに、なんとか抱っこしたい、と繰り返しているのは、関係性を悪くしてしまいそうです。
我が家の猫も、嫌がる猫です。
でも、抱っこを嫌がる猫でも、どうしても抱っこを許してしまうポイントが、2つあります。
それは、猫が眠そうにしているとき、半分寝てるとき、です。
この時は、抱っこを許してくれます。
そして、もう一つは、ご飯を食べる直前です。
抱っこ嫌いの猫も、さすがにご飯を直前にすると、「本当は抱っこは嫌いだけど、ガマンしよう」となるようです。
普段は、近づくだけで嫌がる性格の猫も、ご飯の直前は、「抱っこ可能」に変わります。
猫を飼うんじゃなかったと思うのはお風呂に入れる時?
猫は、いつも自分の身体を舐めて清潔にしています。
ですから、洗う必要が無いという説があります。
でも、やはり、たまには洗ってあげないと毛並みが悪くなってしまいます。
でも、これが大変です。
たまに違う猫もいますが、基本的に、水が嫌いです。もう、大変。
もし、あなたが野良猫を飼わざるを得ないとなったとき。
初めて、家に入れてあげるときには、洗ってあげないと、外の汚れもありますし、たぶんノミもいます。
洗ってあげると、ノミを落としてあげられます。
ノミがいると、分かっているなら、のみ取りシャンプーを用意しましょう。
ずっと家にいる猫もいますが、自由に出歩いている猫もいますね。
やはり、外の世界では、泥や土の汚れもつきやすいです。
洗ってあげる必要がありますね。
猫を洗ってあげるのは、猫を飼ってる飼い主さんが皆困ることの一つでしょう。
まれに、好きな猫もいるようですが、大半の猫は、お風呂やシャンプーを嫌がります。
特に、顔にかかると怖がりますので、弱めの水流で、しぶきが立たないようにして、洗ってあげて下さい。
スキを見せると、脱走するかも知れません。
要注意です。
猫を飼うんじゃなかった|こんなにお風呂の後のドライヤーを嫌がるとは
お風呂で、身体を洗ったら、次はドライヤー。
猫は、ドライヤーも苦手ですね。
温風も嫌だし、あのドライヤーの音が嫌いらしいです。
とは言っても、体を洗ってあげたあとは、そのまま放置するわけにもいきません。
対策は、出来るだけ短時間で、乾かしてあげることです。
タオルも、多めに用意しましょう。
濡れたままでは、体が冷えてしまいますから。
早く乾かそうと思って、猫の体に近すぎるのは、ダメです。
ペット用のドライヤーを利用するのもありです。
猫の嫌う周波数が軽減されているようです。
多少は、嫌がる猫への対策になると思います。
猫を飼うんじゃなかった|引っ越しのたびに様子が変
猫は、環境の変化が苦手です。
ですから、引っ越しなんて、猫にとっては大変なことです。
飼うんじゃなかった、と思うかもしれません。
かといって、決まった引っ越しは、しなくちゃいけませんね。
なるべく、猫に負担がかからないように、工夫をする方法を考えましょう。
長距離の車移動、好きな猫は、いないかも知れません。
病院に行くくらいなら、ガマンをしてくれる猫も、1時間2時間という時間を、車の中で、揺られて移動するのは、とんでもなく大きなストレスになります。
現地に到着するまで、鳴き続けるかも知れません。
とにかく、少しでも安心させてあげる対策をしましょう。
普段使っているタオルや、飼い主の臭いがついたものや、猫の自分の臭いがついたものを、キャリーバッグに入れてあげましょう。
車内の温度にも注意が必要です。
車のエアコンが効きすぎになっていないか、等。
飛行機での移動は、かなり大変です。
機内へ連れて行くことは出来ませんので、手荷物扱いになります。
キャリーバッグは、強度があるものでなければ、なりません。
でも、荷物扱いということは、飼い主としては、耐えがたいかも知れません。
猫を飼うんじゃなかった|熱中症になったら大変と思い冷房を入れたのに
猫は、人間と比べると、体温は少し高めです。
38度〜39度ほどです。
その分、寒さには、敏感かも知れません。
エアコンの冷房が効きすぎていると、体調を崩してしまうかも知れません。
ただし、暑いのが、得意ということでも無いです。
暑すぎると、ぐったりしてしまいます。
留守番をさせるときの温度設定には、注意が必要です。
また、自分で、室温の居心地の良い場所を探していけるように、室内は、オープンにして、ドアを締め切ったりは、しない方がいいです。
エアコンの冷房で、体調を崩してしまうようなら、ペット用のクールマットなどを利用してあげても良いです。
また、水を飲める場所は、複数用意してあげて下さい。
猫を飼うんじゃなかった|冷房の風と同じく扇風機の風も良くない
猫は、実は扇風機が好きです。
スイッチが入っていると、側によっていってしまいます。
しかし、注意してあげないといけません。
もし扇風機が強い風を出しているとき、体温を下げる事の心配よりも、風邪による窒息の心配をしておかないと、いけません。
また、首振りなどの動作に、猫は、興味津々で近づいていくかも知れません。
扇風機の動きに長時間反応してると、心配です。
もし扇風機の鼻の動きに、手を出してしまうような猫なら、最近は、羽のない扇風機がありますので、そのタイプを選ぶべきかも、です。
もしかすると、猫は扇風機の音が好きなのかも知れません。
猫が喉を鳴らす音に、少し似ているかも知れません。
母猫のゴロゴロの音に、安心するように、扇風機の音に誘われて近づくのかも知れません。
猫を飼うんじゃなかった|そんなに掃除機が怖いのか
猫は掃除機が苦手です。
苦手というよりも、怖がっている感じがします。
なるべく猫にストレスをかけないように、掃除機をかける方法や掃除機の種類を覚えておくと良いです。
ダイソンの製品のように、音が大きいのは、かなり苦手な可能性が高いです。
ルンバのようなロボット掃除機は、意外に平気な猫も多いようです。
ダイソンの掃除機のように、大音量のタイプは、怖がります。
走り回って、大騒ぎ、なんてことにもなります。
その他にも、猫を飼うんじゃなかったと思うかもしれないことがあります。
猫をベランダに出すのも危険があります。
脱走にも繋がることなので、十分に対策をしてください。
犬のように、名前を読んでもなかなか帰ってきてくれません。
ベランダに出すのは、やめておいた方がいいです。
マンションなら、落ちてしまうかもしれません。
その他にも、毎月猫のフードやトイレなど、毎月定期的にかかる費用があります。
命あるも生き物ですから、病気になってしまうこともあります。
治療や手術にも当然お金がかかります。
一緒に暮らしてから、猫を飼うんじゃなかったと後悔しないように、知っておいてください。
猫のペットロス
猫を飼うと、いずれ別れる時がきます。
後悔することがないように、どう向き合えばいいのか、どのように乗り越えるのか。
ペットロスは、猫を飼っている飼い主には、必ずやってくることです。
そのときに思い感じることは、後悔なのか、喪失感なのか。
そのことによって、飼い主が体調不良になることもあります。
簡単に乗り越えることができるものではありません。
無理に克服しようとしても、なかなか辛いことです。
誰かに話すのもいいかもしれません。
あり得ないと思うかもしれませんが、新しい猫と出会うのも、一つの方法です。
飼い始めるときには、想像をしていないかもしれませんが、いずれその日が来ることを覚悟しておく必要があります。
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