猫はマイペースでツンデレなイメージですが、飼い主さんにべったりとなつく場合もあります。
実際に飼ってみたら、イメージとギャップがあったという経験をされた方もいるでしょう。
こちらの記事を読んでくださいますと、「猫が飼い主さんにべったりなつく理由」についてご理解いただけます。
それでは、解説いたします。
猫が飼い主にべったりなつく理由?
猫が飼い主さんにべったりなつくのには、理由があります。
自分が育ってきた環境、飼い主さんの態度なども関係するそうです。
では、猫がべったりなつく理由を詳しくみていきましょう。
猫がべったりなつく|飼い主を母親だと思っている
生まれてすぐの子猫から飼っている場合、猫は飼い主さんのことを母親だと思っていることがあります。
通常猫は、生まれてから一定期間母親と過ごし、親離れをします。
しかし、何らかの理由で、生まれてすぐに母親と引き離されてしまうと、親離れができないのです。
そのため、お世話をしてくれる飼い主さんを、母猫だと思い込んでしまいます。
飼い主さんが、どこへ行くのにもついて行き、いつでも子猫のままのようになってしまうこともあります。
猫がべったりなつく|お腹が空いたとアピールしている
猫は、普段誰がごはんをくれているのかを理解しています。
お腹が空いたら、飼い主さんにべったりとくっついて、要求すれば何かもらえると思っていることも。
猫が飼い主さんになつく証拠でもありますが、あまりにも頻繁に欲しがるようなら注意が必要です。
要求されるたびに、
食べ物を与えるわけにもいかないので、ごはんの時間や回数を見直してみてくださいね。
改善することで、猫がべったりなつくことをしなくなることもありますよ。
猫がべったりなつく|もっと遊びたい
飼い主さんが、何をするにもそばに来て、べったりなつくということもありますよね。
料理や読書の妨害をしたり、パソコンの作業を邪魔をするように、キーボードに乗ってくることも。
この場合は、遊び足りなくて、飼い主さんに構ってほしいのかもしれません。
何かをしている最中でも、怒ったりせず、遊んであげる時間を作ってあげてください。
適度に遊んであげるだけでも、べったりなつくことをしなくなることもありますよ。
猫がべったりくっついてくる|自分の匂いをつけている
外出先から帰宅した途端、猫がべったりくっついてくることもあるでしょう。
これは、飼い主さんが他の匂いをつけてきたため、
自分の体を擦り付け、匂いをつけなおしているのです。
猫は自分の匂いがするものが側にあると、安心します。
フェロモンが分泌される、おでこやあごの付近を、擦り付けているようであれば確実ですよ。
猫がべったりなつく|体調が悪い
猫は体調が悪い時にも、飼い主さんにべったりなつくように甘えることがあります。
一見甘えているだけのように見えることもありますが、実は違ったということも。
体調が悪い場合、1人になりたがることもありますが、妙にべったりとなつく甘えてくるケースもあるのです。
いつもと違う様子があれば、注意が必要かもしれません。
猫がべったりくっついてくる|寒い
冬になると、途端にべったりになる猫もいるでしょう。
理由としては、やはり温まりたいからです。
飼い主さんが寝転がるとお腹に乗ったり、座っていれば膝に乗ったりと、とにかくべったり。
夏は一緒に寝ることがなくても、冬だけべったりとくっつき、一緒に寝たがることもありますよね。
猫の腕枕が毎日重い
猫が毎日のように、飼い主の布団に入ってきて、腕枕をせがむこともあります。
重いなあ、と思いながら、気がつくとそのうちにごろごろ言っています。
あんなに小さい体でも、腕枕をしてあげるとそれなりに、重いものです。
でも、気がつくと、あんなに毎日腕枕をせがんできてたはずなのに、違う場所で寝るようになっていることもあります。
猫には、ある時に集中的に、同じ場所とか、同じ行動とかをする、マイブームらしきことがあります。
猫は、本来とても警戒心の強い生き物です。
それなのに、毎日腕枕をせがむのは、やはり安心して信頼をしていることの表現です。
自分が安心できる場所で、無防備な格好をするのです。
飼い主に、背中を向けているのなら、尚更そうですね。
どこへ行くにもついてくる
どこへ行くにもついてきたり、そこし離れていても、ずっとこちらの様子が見える場所で見ていることがあります。
トイレに行くにも、風呂でもついてきます。
猫の性格によるものですが、警戒心が強いのに、ツンデレという性質を持っています。
甘えたいのですね。
留守番をしていて、飼い主が戻ってきた時もそうですね。
離れないです。
かまって欲しい時もそうですね。
こちらが何か作業をして時に、くっついてくるのは、同じですが、こちらが手を離せずに家事をしている時など、やたらと話しかけてきます。
遊んで欲しいのですね。
トイレや風呂の待っていてくれます。
ただ、面白いことに、家族全員に対してそうするわけではありません。
多くの場合、家族の中の一人に対して集中的に、なつく傾向があるように思います。
お母さんだけにそうする猫、お父さんだけに甘える猫などがいます。
猫がごろんごろん
猫が近づいてきて、急にごろんとすることがあります。
いつも丸くなってる猫が、これでもかというくらいに、一直線に伸びたりもします。
クネクネして見せたり、右に左にごろんごろんともします。
多くの場合、2つの意味があるようです。
寂しかったり、甘えたいと思う時にします。
もう一つは、遊んで欲しい時、お腹が空いて「ちょうだい」という時にも、よくします。
ちょうだいのごろんの時は、なでであげようと、近づくとすぐに起き上がって「ニャーニャー」となります。
今、目の前でしているごろんがどちらのごろんなのか、悩ましいですね。
結局飼い主に対して安心感を持っているから
猫は、寝ている時でさえ、警戒している繊細な生き物です。
トイレの前後に走る回るのは、
まとめ
猫がべったりなのは、根本としては飼い主さんが大好きだからです。
べったりすぎて、あまりにも猫のイメージとギャップがあるかもしれませんが、基本的には問題はありません。
それだけ、飼い主さんに安心感を抱き、側にいたいのでしょう。
たとえ寒いからだとしても、信頼していない人にはべったりと甘えることはないと言えます。
ただ、体調不良の際だけは、見逃さないようにしてくださいね。
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