猫は、気持ちいいと噛むことがあります。
しかし、実は気持ちいいと噛むのだと思っていても、別の理由で噛んでいることもあるのです。
猫は一体どのような気持ちで、噛んでしまうのでしょうか。
こちらの記事を読んでくださいますと、「猫は気持ちいいと噛むこと」についてご理解いただけます。
それでは、解説いたします。
猫は気持ちいいと噛むの?理由を一挙ご紹介!
猫は気持ちいいと噛むのでしょうか?
撫でていると、気持ちよさそうにしていると思っていたら、急に噛まれたりと一体どのような感情なのでしょう。
では、どんな気持ちで噛んでしまうのか、それぞれ理由を見ていきましょう。
猫は気持ちいいと噛む|愛情表現
猫はなぜ気持ちいいと噛むのでしょうか。
撫でている時に噛む理由として、まず考えられるのが愛情表現。
この際、甘噛みなら愛情表現と考えて良いでしょう。
大好きな飼い主さんに撫でられ、気持ちいいと噛むのは、甘えの延長です。
もっと撫でて欲しい、構って欲しいという気持ちで甘噛みをします。
猫同士のスキンシップでは、甘噛みをしている姿がよく見られていますよね。
力加減がわかっている猫は、甘噛みで愛情表現をします。
それと同様、お世話をしてくれる飼い主さんに撫でられ、お返しの愛情表現として噛むのでしょう。
ただ、これが甘噛みではない時もあります。
気持ちいいと噛むという愛情表現ではなく、ただ不満を感じて噛むこともあるのです。
猫は、撫ですぎや、嫌がる場所を撫でると、露骨に嫌がります。
気持ちいいと噛むんだと勘違いして、撫ですぎるのはNGですよ。
やりすぎると、飼い主さんの怪我にも繋がりますので注意しましょう。
猫|途中で嫌になった
猫を撫でていると、とても気持ちよさそうな表情を浮かべますよね。
それなのに、突然噛むことはありませんか?
それは、気持ちいいと噛むのではなく、途中で撫でられるのが嫌になったことが考えられます。
猫の気分は変わりやすく、気持ちよさそうにしていても、突然嫌になってしまうことがあるのです。
単に気持ちいいと噛むこともありますが、嫌がられないように、撫でるのは適度にしておきましょう。
突然攻撃的にならないよう、気をつけてくださいね。
猫は気持ちいいと噛む|戯れている
猫が気持ちいいと噛むのは、戯れているのかもしれません。
最初は気持ちいいと噛むという感情でいても、段々と飼い主さんの手が、おもちゃのように感じてしまいます。
途中でおもちゃだと認識されてしまうと、本格的に戯れ始めます。
反応が楽しいからといって、こちらもやり過ぎはNGですよ。
気持ちいいと噛むのも、エスカレートすると飼い主さんが怪我をしてしまうことも。
噛み癖がつかないよう、気をつけてくださいね。
猫|本能
猫は生まれつき狩猟本能を持っています。
そのため、飼い主さんが撫でてくれている手が、獲物のように見えてくることがあります。
気が変わったかのように突然噛むのは、撫でられて気持ちいいから噛むという状態ではありません。
猫との遊びは、狩猟本能の延長線上にありますが、あまり攻撃させすぎないようにしましょう。
猫が途中で嫌になった時には、サインがあるよ
気持ちよかったはずなのに、猫にいきなり噛まれる。
でもその直前には、サインがあります。
たとえば、気持ちよさそうにしていたのに、いつの間にか尻尾をブンブン素早くふってる時。
そんなときに、なで続けていると、ガブッときます。
例えば、耳の形に現れるときがあります。
耳を横にたたみかけてないですか?
もし、耳を横にたたんだら、ガブッときます。
ちなみに、気持ちよさそうにしていても、やってはいけないことがあります。
それは、お腹を撫でることです。
お腹は、猫の弱点です。
悪気がなく、なでてしまうと、ガブっと来ます。
まとめ
猫が気持ちいいと噛むのは、甘噛みの場合は、甘えていたり愛情表現だと考えて良いでしょう。
しかし、気持ちいいと噛むという気持ちではないこともあります。
猫の気分は変わりやすいものです。
撫でられているうちに気分が切り替わってしまったり、本能的に噛んでしまうことも多々あります。
気持ちいいと噛むのだと勘違いして、撫ですぎないようにしましょう。
また、猫が気持ちいいと噛むのは愛らしいですが、噛み癖がつかないように気をつけてくださいね。
飼い主さんが怪我をしない程度に、猫とのスキンシップを取ってみましょう。
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