猫がすやすや眠りながら、寝言を言っているのを、見たことのある方も多いでしょう。
猫は人間と同様に、夢を見て、寝言を言っているようです。
こちらの記事を読んでくださいますと、「猫の寝言の理由と注意点」についてご理解いただけます。
それでは、解説いたします。
猫が寝言を言っているのはどんな時?
猫は、様々な寝言を言っていることがありますよね。
一体、寝言を言っているのは、どのような時なのでしょう。
では、さっそく猫はどんな時に寝言を言っているのか、みていきましょう。
猫の寝言の原因|眠りが浅い
猫は、よく眠る生き物です。
しかし、狩りをしていた名残から、ほとんどの時間が、浅い眠りのレム睡眠状態なんだそうです。
これは、眠っている間、いつ敵に襲われても、すぐに気がつけるようにというもの。
そんなレム睡眠状態の時は、人間と同様に夢を見ることが増え、それに連動して寝言を言っているのです。
猫の寝言の原因|夢を見ている
猫は、様々な夢を見ながら寝言を言っています。
人間と同様、夢のシチュエーションに合わせて、寝言を言っているのでしょう。
狩りをしている夢、猫同士で追いかけっこをする夢、飼い主さんに甘える夢。
どんな夢を見ているのでしょうね。
寝言を言っている猫を眺めながら、どんな夢を見ているのか、想像してみてくださいね。
猫の寝言の原因|1日の記憶の整理をしている
これもまた人間と同様、猫は寝ることで、1日の記憶を整理しているそうです。
特に、レム睡眠の状態の時は、脳が活発に動きます。
そして、その日に起こった出来事を整理しながら、寝言を言っているのでしょう。
猫の寝言には注意が必要な時も!
猫の寝言には、注意が必要な時もあります。
場合によっては、病院へ行った方が良いこともあるのです。
では、注意した方が良い、猫のいびきの特徴をみていきましょう。
猫のいびき
寝言かと思っていたら、いびきをかいていたなんてこともあるでしょう。
いびきをかいているのは、飼い主さんの側で、安心して眠っているという証拠でもあります。
しかし、苦しそうに過度ないびきをかいている場合は、注意が必要。
人間と同じで、肥満などが原因となり、いびきをかいている可能性もあります。
また、鼻水が出ているなどの症状がある時は、猫風邪や鼻炎にかかっている可能性も。
場合よっては、もっと大きな病気が原因で、いびきをかいていることも考えられます。
いびきが大きかったり、繰り返しているようなら、一度病院へ行ってみた方が良いかもしれません。
猫の痙攣
猫は、寝ている際に、寝言を言いながらピクっと動くことがあります。
これも少しなら問題ありませんが、激しく痙攣している場合は、注意が必要です。
この場合、てんかんの発作である可能性もあるのです。
てんかんは、寝ている間などに、前ぶれもなく発作が起こってしまうことも多いそうです。
発作のような痙攣が長かったり、1日に何度も繰り返すようであれば、注意しましょう。
てんかんの発作は、通常であればすぐ治り、その後猫はいつも通りの様子に戻ります。
しかし、なんらかの病気と関連している場合もあるため、病院へ連れて行ってあげてくださいね。
まとめ
猫の寝言の大半は、問題のないことがほとんどです。
人間と動揺、夢を見たり、記憶の整理をしながら、寝言を言っているのでしょう。
そんな時は、起こさずに、寝ている猫を静かに見守ってあげてください。
しかし、寝言を言いながら、いつもと違う様子の時は、注意が必要な場合も。
少しでも気になることがあれば、早めに病院へ相談するようにしましょう。
猫からの些細なサインにも、気がついてあげてくださいね。