猫は、寝る際に布団に入ってくるだけではなく、毎日のように腕枕を要求してくることもありますよね。
なんとも愛おしい姿ですが、一体どんな心理から毎日のように、腕枕を求めてくる行動なのでしょう。
こちらの記事を読んでくださいますと、「猫が腕枕をして、毎日一緒に寝る心理と一人で眠る心理」についてご理解いただけます。
猫と一緒に寝る腕枕が毎日です!毎日布団に入ってくるのです。
猫の腕枕には、マイブームがあり、猫の心理は謎です。
一緒に寝るという行動が、続く時には毎日です。
猫の腕枕は意外に重いし、だんだんと「毎日は辛いな」と思うような状況になります。
でも、気がつくと、腕枕から外れて、いつの間にか違う場所で寝るようになっています。
添い寝するような格好の時もありますね。
本当に猫の心理は気まぐれで、マイブームがあるのだと感じますね。
猫は、どんな心理で毎日腕枕で一緒に寝るようになるのでしょう。
理由となる心理状態は様々ですが、基本的には飼い主さんを信頼しているからこそ、毎日のように腕枕を求めて、布団に入ってくる行動をするのです。
では、腕枕を要求する心理=理由を詳しく見ていきましょう。
猫の腕枕が毎日|一緒に寝る
猫は基本的に、寝ている時でも敵を警戒している生き物です。
そんな警戒心の強い猫が、毎日のように腕枕をしたがるのは、飼い主さんに安心感を抱いているという心理がわかります。
そんな猫の心理は、飼い主に伝わってきますね。
だから、腕枕は重いけどゴロゴロいうし、毎日布団に入ってくるけど、仕方がないと思うのですね。
腕枕のなかで、毎日のように一緒に寝るときの無防備な姿で眠ることができるのは、安心できる腕枕の場所だけのはずです。
また、寝る際に人間の顔の位置が近ければ近いほど、猫からの信頼という心理が強い証拠だそうです。
腕枕以外でも、顔の付近で、毎日のように、眠っていることが多いのは、飼い主さんの側なら安心できるからですね。
背中やお尻を向けられている時も、信頼という心理による行動の証拠ですよ。
猫の腕枕|マーキング
猫は顎のあたりからフェロモンを分泌します。
腕枕をしながら、自分の匂いをつけ、マーキングをしているとも考えられるでしょう。
自分のものだと思っている心理があるのかもしれません。
そして、自分の匂いをつけた腕枕の場所では、安心していられるのです。
布団の中で、毎日飼い主さんを腕枕で独り占めして一緒に寝ることで、安心という心理になっているのです。
猫の腕枕が毎日|布団に入ってくる
もしかすると、毎日布団に入ってきて、腕枕をしたがるのは、寒い時期だから、ということもあるかもしれません。
それが理由なら、暖かくなる季節になるまでは、毎日布団に入ってくるでしょう。
腕枕と同様、冬にだけ膝に乗ったり、身を寄せてくるのも、暖をとるためだと思います。
しかし、これも飼い主さんが安心できるという心理からの行動です。
夏にまで布団に入ってくることがあれば、それはよほど飼い主さんと一緒にいたいという心理からの証拠ですね。
猫の腕枕|気がついたら添い寝をしてる
生まれてすぐの時は、母猫に添い寝をして眠っていた猫も多いでしょう。
その名残で、飼い主さんを母猫のように想い、毎日添い寝や腕枕をしたがるのかもしれません。
また、反対に子猫の時に、すぐに母猫と引き離され、甘えられなかったことの反動の可能性もありますね。
母親代わりの飼い主さんの側にいれば、腕枕から引き離されることもありませんよね。
そういう猫の心理は、飼い主を母だと思っています。
安心して甘えられる飼い主さんに対し、腕枕をして甘えたい欲求を抑えずにいるのかもしれません。
猫が腕枕をしなくなる心理は?マイブームが終わったから?
しかし、ここがいかにも猫たる所以ですが、
あれほど、熱烈に毎日、布団に入ってきて、一緒になるのが好きだったはずなのに、
腕枕を、全くしたがることがなくなることがありますね。
しかし、それは飼い主さんのことが嫌いだからではありません。
マイブームが終わったのだな、と思っていればいいです。
そして、気がつくと、また一緒になるようになり、腕枕をして欲しいと言ってくるようになります。
では、腕枕というマイブームが終わるのは、何故なのでしょう。
猫の腕枕|お気に入りの寝床がある
他にお気に入りの寝床がある場合は、そこが安心できる場所でもあります。
一人で静かに眠れる寝床が、一番の場所なのかもしれません。
無理に布団に入れたりせず、お気に入りの場所で寝かせてあげてくださいね。
猫は、お気に入りの場所が、時々入れ替わります。
これもマイブームを感じます。
そのまま、その場所で、「おやすみ」ということもありますね。
しかし、気がつくと、夜中に布団に入ってきて、結局一緒に寝るなど、実に気分の赴くまま間に行動します。
猫の腕枕|寝心地が良くなかった
一緒に眠ったことがある猫が、腕枕を要求しなくなることもありますよね。
それは、寝心地があまり良くなかったからかもしれません。
飼い主さんの寝相が悪かったり、寝返りが頻繁だと、安心して眠ることができないのです。
中には、そんなことを全く気にしない猫もいますが、静かな場所で眠らせてあげましょう。
まとめ
多少腕が痺れても、猫が毎日のように、腕枕を要求してくるのは幸せなことですよね。
猫が飼い主さんに腕枕を要求する理由は様々です。
どれも共通して言えるのは、腕枕は飼い主さんを信頼しているからこその行動だということ。
しかし、猫が腕枕を要求しないからと言って、決して嫌われているわけではありません。
1人で眠ることを好む猫も多いため、腕枕を強要しないようにしましょう。
猫の、さまざまな愛情表現を見逃さず、応えてあげてくださいね。