猫のひげを、切ってはいけないことをご存知でしょうか。
人間と違って、猫のひげには感覚があり、様々な役割を果たしているのです。
こちらの記事を読んでくださいますと、「猫のひげ」についてご理解いただけます。
それでは、解説いたします。
猫のひげを切るとどうなる?切ってはいけないって本当?
猫のひげには、どんな役割があるのでしょう。
生活をする上で、大切な役割を果たしているのです。
では、その役割を詳しくみていきましょう。
猫のひげ|バランスを取ることができる
猫のひげには、感覚があります。
それも、とても鋭い感覚で、なくてはいけないものなのです。
狭いところを通る時に、周りの障害物との距離をつかみ、バランスをとっています。
暗い場所でもバランスを取れるのは、ひげのおかげです。
猫のひげ|危険を察知できる
猫のひげには感覚があるため、危険を察知することもできます。
周りにあるものを感知したり、空気の動きにも敏感です。
耳でも察知できない空気の振動を、察知することができるそうですよ。
夜行性の猫ですが、暗いところでも、ひげで様子を探っています。
ひげがあることにより、危険を察知でき、すぐに警戒態勢に入れるのです。
猫のひげ|感情表現をする
猫は、実は感情表現が豊かな生き物ですよね。
遊んでいる時は、目一杯立っていたり、リラックスをしている時は下がっていたりします。
また、後ろを向いている時は、警戒心が強い感情の表れ。
猫の感情と共に、ひげが動き、感情表現することができるのです。
いっけん無表情に見える猫ですが、ひげや目、耳などで感情を表現しています。
猫のひげ|目を守っている
猫の目の上には、眉毛のような毛が生えていますよね。
実は、その毛もひげだということを、ご存知でしょうか。
目の上のひげは、猫の目を守る役割をしてくれています。
顔の付近に異変を感じた時など、瞬間的に目を閉じ、守る事ができるのです。
また、小さな異物などが目に入らないように、防いでくれる役割もあるそうです。
猫のひげを切るとどうなる?ダメです!
猫のひげを切るとどうなるのでしょう。
結論から言うと、治療などの理由がない限り、絶対に切ってはいけません。
では、切るとどうなってしまうのか、詳しく見ていきましょう。
猫のひげを切るとどうなる?|すごく痛い!
猫のひげには、人間と違って、感覚があります。
感覚があるだけではなく、根元には血管が通っているのです。
そのため、切ってしまうと痛みが伴います。
切られた衝撃で、攻撃的になってしまうこともあるでしょう。
自然と抜けてしまうひげは問題ありませんが、故意に切ることは絶対にやめてくださいね。
失ってしまうと、デリケートな猫はショック状態になってしまうこともあります。
元気さえもなくなってしまう可能性もあり、非常に危険です。
猫のひげを切るとどうなる|バランスが取れなくなる
猫は、ひげでバランスを取ることができます。
そのため、切ってしまうと歩けなくなるまではいかないものの、うまくバランスが取れなくなります。
センサー的な役割をしているものが切られると、今までできていた事ができなくなってしまうのです。
生活に支障をきたすこともあるため、絶対に切るのはやめましょう。
まとめ
人間と違って、猫のひげはなくてはならないものです。
自分の身を守るために、大きな役割を果たしています。
切られたり、なんらかの原因で失ってしまうと、生活に支障をきたすことも。
枝毛になったからといって、切ろうとしてしまう人もいますよね。
しかし、そんな時でも決して切ってはいけません。
ただ、古いものが抜けたりすることは、問題ありませんので安心してくださいね。
猫のひげの役割を理解した上で、接してあげるようにしましょう。
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