猫は油が好きです。
飼い主さんの目を盗んで、フライパンの油を舐めたり、マヨネーズを舐めたり…
少量の油であれば舐めても問題はないでしょう。
しかし、すべてのオイルが安全とは限りません。
猫はなぜ油が好きなのか。危険な油はあるのか。
可愛い猫ちゃんのために参考にしてください。
猫が油を舐めるのはなぜ?
猫が油を舐めるのは、もともと肉食獣だからです。
肉食獣は獲物を捕獲すると、栄養が豊富に含まれている肝臓から食べます。
肝臓には油がたっぷりと含まれているので、油=栄養が高いとの認識があるため、猫が油を舐めてしまう理由と言われています。
猫が舐めても良い油

⚪オリーブオイルやサラダオイル・バターは、猫ちゃんの便秘改善に良いと言われています。バターは無塩バターでなければ塩分が多すぎて、猫ちゃんの体に負担がかかるので気をつけましょう。
⚪えごま油は血液をサラサラにする効果があると言われています。
猫が舐めても良い油といっても、ほんの少量に限られます。
摂取量が多いと、肥満や病気のリスクがありますので気をつけてください。
猫が舐めると危険な油

エッセンシャルオイル(精油・アロマオイル)です。
舐めるだけでなく、お部屋で炊くだけでも皮膚から体内に吸収されてしまいます芳香剤にもアロマオイルが含まれている場合がありますので、成分表示は確認しましょう。
猫の肝臓には、グルクロン酸抱合がないため、エッセンシャルオイルに含まれる毒性を代謝できず、蓄積してしまいます。
猫が肝臓を悪くすると、命の危険もありますので、エッセンシャルオイルの使用は止めましょう。
まとめ
猫にとって、良い油であっても摂取量が多いと、猫ちゃんの体にとっては負担が大きいです。
また、エッセンシャルオイルは非常に危険なため、使用は止めましょう。
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