猫が玉ねぎを食べてしまうと大変危険です。
それは、猫が玉ねぎを食べてしまうと、中毒を引き起こしやすく、命に関わる危険性もあるからです。
こちらの記事を読んでくださいますと、「猫が玉ねぎを食べてしまった時のこと」についてご理解いただけます。
それでは、解説いたします。
猫が玉ねぎを食べてしまうと大変に危険|中毒・命のリスク
猫が玉ねぎを食べてしまうと、大変危険ということをご存知ですか?
たとえ少しだったとしても、中毒を引き起こしかねません。
では、猫が玉ねぎを食べてしまうと、どうなってしまうのか見ていきましょう。
猫が玉ねぎを食べた!大丈夫だった?
猫が玉ねぎを食べてしまうと、血液の中の赤血球が壊されてしまいます。
次第に、酸素が身体全体に行き渡らなくなり、貧血になってしまうこともあるのです。
猫が玉ねぎを食べてしまっても、直後は大丈夫に見えることもあります。
しかし、油断は禁物です。
消化が進むにつれて、症状が現れることが多いので注意してください。
食べてしまった当日は大丈夫でも、数日間は様子を見ておく必要がありますよ。
生の玉ねぎはもちろん、加熱したものも変わらず危険です。
何か食べ物を与える際は、玉ねぎが含まれていないか、必ず確認しましょう。
猫が玉ねぎを食べてしまった時の症状は
猫が玉ねぎを食べてしまった時の症状は、いくつかあるので覚えておくと良いでしょう。
主な症状は、下痢や嘔吐、貧血、血尿などが挙げられます。
貧血を引き起こすと、目の結膜や歯茎が白っぽくなります。
また、食欲が落ちたり、ふらつき、元気がなくなることもあるようです。
猫が玉ねぎを食べると、酸素が体全体に行き渡らず、呼吸困難に陥ることもあります。
命に関わる危険性もあり、大変危険です。
猫の玉ねぎの致死量は?少量でもNG?
猫が玉ねぎを食べてしまった時の致死量は、個体差があるため、一概には言えません。
一般的には、体重が1kgに対し、5g以上食べると危ないと言われていますが、少量でも危険が伴うことも。
実際に、ほんの少し食べてしまった猫が、体調を壊してしまった事例もあったそうです。
気をつけていれば防げることですが、普段から人間の食事を与えている場合は要注意。
取り除いたつもりが、誤って口に入ってしまったりすることもあるでしょう。
少しなら大丈夫だと思って与えてしまうと、大変な事態を招くかもしれません。
猫の口に入らないよう、細心の注意をしておく必要があります。
猫に玉ねぎはエキスでもNG?応急初期はどうすれば
猫に玉ねぎは、たとえエキスでもNGです。
エキスが含まれるスープなど、絶対に口に入らないようにしましょう。
加工食品の場合、形状がわからなくなっているものもありますよね。
与える際は、必ず原材料を確認してからにしましょう。
応急処置としては、すぐに吐かせることが挙げられます。
しかし、そうはいってもなかなか難しいですよね。
症状を悪化させてしまう可能性もあるので、やはり病院へ連れていくのが一番。
適切な処置を行ってもらいましょう。
たとえ症状が出ていなくても、口にしてしまったと気がついたら、病院へすぐに連れていくことをおすすめします。
まとめ
猫が玉ねぎを食べてしまうことは、大変危険なことです。
赤血球が破壊され、様々な症状が現れます。
たとえ少量だとしても、油断してはいけません。
すぐに症状が現れなかったとしても、消化が始まると、現れ始めることもあるのです。
猫が玉ねぎを口にしてしまったことが発覚したら、すぐに病院へ連れて行くべき。
そして、普段から猫が玉ねぎを食べてしまわぬよう、細心の注意を払いましょう。
与えないようにすることはもちろん、キッチンなどで誤って口にしてしまうことも考えられます。
危険を招くことを、普段から意識しておくことが大切です。
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