猫に野菜を与えたことはありますか?
人間にとっては体に良いものですが、猫にとっては消化しづらいものなんです。
元々が肉食だからです。
猫には野菜はいらないのです。
少量の野菜なら大丈夫ですが、中には与えると危険なものもあります。
こちらの記事を読んでくださいますと、
「猫に野菜を与える時の注意点」についてご理解いただけます。
それでは、解説いたします。
猫は野菜を食べる必要はない!危険でもあります
まず、最初に触れておきたいのは、一部の食材を除いて、食べると危険、というものはありません。
ただし、そもそも肉食の猫は、野菜を吸収できるようには出来ていません。
猫に野菜を与えると、どうなってしまうのか。
猫が野菜を好きだとしても食べる必要はありません!
猫は、キャベツなどの野菜を食べたがることがあります。
しかし、消化しづらく、与えることはあまりオススメできません。
消化できないが故に、便通が良くなることもありますが、逆に便が硬くなってしまうこともあるんです。
便が硬くなると、便秘気味になってしまうこともあり注意が必要ですよ。
猫に野菜にいらないです。
猫に野菜ジュースはまたたびのような反応をするが、とても危険!
猫は野菜ジュースを飲むと、酔うらしいのです。
猫には、飲み物は、水だけで十分なのです。
関心を示して、近づいてくると思いますが、あげてはダメです。
物によっては、下痢をしたり、嘔吐したり、コーヒーのように中毒を起こしたのちに、死んでしまう飲み物まであります。
野菜に関して、猫は生の野菜を消化出来ないことを前述しました。
しかし、野菜ジュースの場合、実にたくさんの野菜が含まれています。
猫がまたたびに酔うような仕草をするのは、知られていることです。
実は、人参に対しても、似たようなよう仕草をします。
また、セロリに対しても、またたびに対するような仕草をするのです。
野菜ジュースの野菜ジュースの主成分は、ニンジンとトマトです。
セロリが嫌いな人は、野菜ジュースに含まれているセロリに反応するのだと思います。
同じように、野菜ジュースに、猫は、またたびにするようなスリスリをしてみせます。
ここまでの記事内容で、少しくらいならあげてもいいのか、と思ってしまいそうですが、実は野菜ジュースには、猫にとって猛毒ともいえる、玉ねぎが入っています。
ですから、絶対にあげてはいけません。
猫が野菜を食べたがる|キャベツが好きなら注意しないと・・・
猫がキャベツを食べたがるって、聞いたことはありませんか。
世の中には、そういう猫もいるのですね。
でも心配ですね。
キャベツには、猫にとって有害な成分があるというわけではありません。
ただ、キャベツを消化できない(しにくい)のです。
下痢をしてしまいます。
少しくらいなら問題がないかもしれませんが、そもそも猫は肉食なのですから、野菜を食べるように、体ができていません。
それに、野菜はアルカリ食品ですから、食べ過ぎると結石や結晶ができるリスクがあります。
猫に野菜|食べていい野菜と食べると危険なのは?
基本的に、猫はキャットフードのみで、必要な栄養摂取することができます。
野菜を食べることで、さらに補完することもできますが、中には危険なものもあるんです。
猫に与えても良いもの、悪いものはどのようなものなのか見ていきましょう。
猫が食べていい野菜
猫はキャットフードで、必要な栄養を摂取することができますが、野菜で栄養補完もできます。
ただ、基本的には野菜を消化できる体ではないため、調理方法や量に注意が必要です。
キャットフードに野菜が含まれていることもあり、食べても大丈夫とは言えるでしょう。
ジャガイモやニンジン、カボチャなどは、きちんと茹でて、小さく切ったものにしましょう。
キャベツやレタスも、なるべくなら茹でて細かくして与えると良いです。
中には、飼い主さんの手作りフードで野菜を食べることもあったりしますよね。
食べて良いものとされていても、摂取しすぎはNGなので注意しましょう。
量としては、ごはんのトッピング程度と考えておいてくださいね。
猫が食べると危険な野菜
猫には、食べさせてはいけない野菜もあります。
人間が普通に食べられる野菜でも、猫にとっては良くないものもあるんです。
赤血球を壊してしまう成分が含まれ、貧血や血尿の原因となります。
生はもちろん、火を通したものも与えないようにしましょう。
また、泌尿器系の病気になりやすい猫には、シュウ酸が多く含まれるものもNG。
シュウ酸はどんな野菜にも含まれますが、灰汁の強いものは特に注意が必要ですよ。
中でもほうれん草や小松菜、春菊は猫に与えない方が良いでしょう。
摂取しすぎると、尿結石の原因となることがあります。
野菜はいらないのです。
まとめ
繰り返しですが、猫に積極的に野菜を与える必要はありません。
消化もしづらく、食べたからといって、特別健康になるわけではないんです。
むしろ、与えすぎは危険が伴うこともあり、注意が必要ですよ。
与え方には十分注意して、猫のためになるような食事を考えてあげてくださいね。