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大人の勉強=迫害を受ける

世の中の風潮だと、大学生までは勉強を頑張って、就職したらあとは仕事を一生頑張る!という急転換を迫られる気がします。

そういう意識が世間に浸透しているため、大人が勉強を始めると最初にぶつかるのが、「周りから怪訝そうな顔で見られる」こと。

特に家族がいると、目標が高ければ高いほど、ものすごい家族ブロックに遭います。

かくいう私も、最初の資格試験の時に、猛烈な夫ブロックに遭いました。

一方で、当時から、真っ当なのは相手の言い分だと自分でも思っていました。相手の懸念事項は、以下のこと。↓ごくごく普通の心配です。

・子どもはどうするの?(当時0歳)

・家事はどうするの?

・学費はどうするの?

そこで、まずは納得してもらうプランから立てなければなりません。この時点で、大人が勉強するには大きなハンデがあります。

ちなみに、この時、

①働いて学費を賄いながら勉強→ほぼ在宅の経理の仕事をしていました。

②家事は、暮らせる程度にはやる。当時の私の身分は専業主婦なので、夫への手伝いは求めない。

③朝だけ、自分の収入からシッターさんをお願いする。同じく専業主婦だから、夫に育児の手伝いは求めない。

このような条件で、一応の合意を得られました。

そして、条件は破ることなく、2年半で達成しました。

平日は、子どもと一緒に21:00に寝て、3時に起き、子どもが起きるまで5時間程度勉強。その後、シッターさんに午前中をお願いして、4、5時間勉強。

その後は、子どもと公園に行き、買い物→夕飯→お風呂→仕事→寝かしつけ。。。という感じです。家事は隙間を見つけてやります。

子どもは寝た後も途中で起きましたので、相当しんどいスケジュールですが、若さと気持ちを強く持って乗り切りました。

キャパオーバーでイライラ。。。のようなことはありませんでしたが、家族の時間は皆無でした(子どもとの時間はたっぷりでしたが)。

そのことで度々言い争いになり、その度に「数年待ってほしい。。。資格が取れれば、子育て両立経済的にも家庭に大きく貢献できるから。。」と、頭を下げていました。

毎週のようなこのやり取りで、非常に肩身は狭く、夫がいる時は隠れるようにして勉強していました。勉強道具も、相手がなるべく目にしないように隠していました。

このような家族ブロックで心が折れて勉強が続けられない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

働きながら・育児しながら勉強を続けるだけでも大変なのですが、家族の理解が得られるかどうかも同じくらい大変な問題でした。

結構、私の場合は離婚しました。

仕事、育児、勉強と奮闘している間に、相手は不倫に勤しんで他所で婚外子を作っていたようです…

相手に理解を求めてしまった自分にも、大いに原因がありました。今は再婚していますが、昔を教訓に家族の時間はとても大切にしています。

でも、当時勉強しておいて後悔はありません。資格は残り、不倫して外で子供作るような人と離れられるという一石二鳥でした。

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この記事を書いた人

neko(ぽっけ)です。
26歳で、ある国家資格で独立し、いくつか会社も興し、バリバリ仕事をやってきました。
自分を削りながら働いた代償は・・・もう、働く必要がないくらいのお金と、物欲の喪失・・・そして、15年後、まだこの世にいるかどうかわからない癌の自分。

※身バレ防止のため、ほんの少しフェイクあり。

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